コンフリクトマネジメントー緩和ケア医師と集中治療医の違い

少し前になりますが、 抄読会の担当をさせていただきました。

Critical Care Medicineという雑誌で今年の5月に出た論文です。

タイトルは「Conflict Management Strategies in the ICU Differ Between Palliative Care Specialists and Intensivists 」です。

今年の3月に大学院を卒業ましたが、英語論文はかなり苦手意識がありました。

しかし、今年の目標は「NOを言わず恥をかいても“挑戦”してみる」です。

担当の先生から3回の指導をいただきました。

1回目は全体を読んでみて分からなかったところを聞く会 2回目はスライドのアウトライン(絵コンテ)を作って分からないところを聞く会 3回目は完成版(?)を見てもらう会です。

不思議なもので、最初は全然理解できなかった文章が、何回もつまずきながら読んでいると少しずつ理解できてくるものです。

習うより慣れよといったところでしょうか。

感染症の大家である岩田健太郎先生が連載している毎日やろう、感染対策者のための英語講座 はとても参考になるので、かなりオススメです。

今回読んだ論文を簡単に説明すると、 シミュレーションでICUないで起こりうるEnd-of-lifeにある患者への自律尊重と善行無害の対立に対する緩和専門医とICU医師の関わりの違いを見ている研究です。 結果は、緩和専門医の方がICU医師より課題焦点型のコミュニケーションが有意に少なく、関係構築型のコミュニケーションが多い傾向にあるというものでした。

これってICUの看護師も参考にするといいんじゃないのかなって思います。

興味のある方は 抄読会のスライドを是非見てみてください。

気がつけば今年もあと3か月。。。
やり残しのないように頑張るぞーーー

応援よろしくお願いします♪
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