PADISガイドライン2018

今回の抄読会のお題は、PADISガイドライン2018です。
PADISは
Pain(痛み)
Agitation(不穏)
Delirium(せん妄)
Immobility(不動)
Sleep(睡眠)
の頭文字です。

2013年に発表された PADガイドラインの5年ぶりの改訂版です。
日本版に改定されたPADである、J-PADガイドラインは読みやすいので、まだ読んだことがない方は見ておくといいと思います。

今回のガイドラインには、
Immobility(不動)とSleep(睡眠)の2つの関連するトピックスを追加されたり、
共同研究者および共著者に患者を含めたりと、バージョンアップされています。

読んだ感想は、
ガイドラインのほとんどが弱い推奨だったので、臨床を大きく変えるインパクトは、そこまでないと思います。
でも、かなり看護に焦点を当てた内容が増えている印象があって、普段の看護を改善させるヒントが満載でした。
2013年と比較すると長期のアウトカムも評価しようとしていたのが印象的です。
PICSが普及して来たことも背景にあるんだとおもます。
痛みはもちろんですが、鎮静もせん妄も睡眠もしっかりと評価することから始まります。
特別なことではなくても、組織的に徹底してやることが大事だな、と改めて考えさせられました。

もし良ろしければ、 抄読会のスライドも見ていただけると嬉しいです。
実践のヒントや感想、フィードバックをお待ちしています。

応援よろしくお願いいたしますm(__)m♪
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