ICUの患者の記憶について考える

尖った帽子の小さな日本人の男が天井に登った。
彼は照明器具と煙探査機を動かし、ベットの周りを飛び回った。
彼は蒸発器を使い私を興奮させた。
私は人工呼吸器に繋がれていたので話すことができなかった。
私は警察に連絡しようとしました…


J Clin Nurs. 2014 Mar;23(5-6):634-44. 

これは、術後に感染症性ショックに陥った50歳男性の記憶の記述です。
この患者さんは、25日間ICUにいて、そのうち6日間は深い鎮静、4日間はせん妄で、それ以外はCAM-ICUが陰性でした。

ドイツ人の妄想的記憶に小さい日本人男性が出てくるところがなんともおかしいですが、ICU退室後もこのような記憶が患者を長期的に苦しめています。
今回、勉強会で、 急性ストレス反応および妄想記憶は、
なぜ、その後の精神疾患と重要な関連があるのか?
それについて何ができるのか?
について考えてみました。

この領域に対して、私たちに出来ることはきっと多く、患者さんはそれを必要としていると思います。
ご興味のある方は、ぜひスライドを見てください。

また、呼吸器の本ですがICUメモリーツールや、呼吸器装着中の患者の体験についてもまとめて書いています。
是非、みてみて下さい♪
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