【執筆のお知らせ】『できる看護師と言われるために3年目までに知っておきたい100のこと』が刊行されました

今回は、執筆に参加した書籍のお知らせです。

2026年9月17日に、Gakkenから『できる看護師と言われるために3年目までに知っておきたい100のこと』が刊行されます。

藤野智子先生、藤村朗子先生が編者を務め、新人から3年目までの看護師が身につけておきたい知識や考え方を、100のテーマに分けて紹介した一冊です。

新人看護師
新人看護師

「できる看護師」と言われるには、3年目までに何でも一人でできないといけないんでしょうか?

坂コー先生
坂コー先生

何でも一人でできることが「できる看護師」ではないと思うよ。安全に実践するために、自分で判断できることと、確認や相談が必要なことを見極める力も大切なんだ。

新人から3年目までの「いま」と「これから」を考える本

新人から2年目、3年目へと経験を重ねるにつれて、少しずつ任される仕事が増えていきます。

看護技術を一人で実施する機会が増え、複数の患者さんを担当し、後輩から質問されることも出てきます。その一方で、周囲から求められることが増えるほど、次のように迷うこともあると思います。

  • 自分はきちんと成長できているのだろうか
  • どこまで一人で判断してよいのだろうか
  • 経験してきたことを、どう振り返ればよいのだろうか

本書では、看護技術やケアだけでなく、急変対応、コミュニケーション、組織のなかでの働き方、学び方、セルフマネジメントなど、若手看護師が出会う幅広いテーマが取り上げられています。

「100項目すべてを完璧にできるか」を判定する本というよりも、自分がすでにできていることと、これから学びたいことを確認するための道しるべとして手に取っていただけたらと思います。

私は2つのテーマを担当しました

私は、本書のうち次の2項目を担当しました。

看護技術をマスターし、自立して実施するにはどうする?(22–23ページ)

看護技術の自立というと、「手順を覚えて、一人で実施できること」を思い浮かべるかもしれません。

しかし、安全に看護技術を実施するためには、手順だけでなく、その技術をなぜ行うのか、目の前の患者さんに適しているのか、どのような危険があるのかを考える必要があります。

そして、分からないことや経験のない状況で、適切に確認・相談できることも自立の大切な一部です。

この項目では、看護技術を「できた・できない」だけで捉えず、安全な実践へつなげながら身につけていくことについて書きました。

 

すでに当たり前になっている臨床推論をどう使う、どう活かす(80–81ページ)

「臨床推論」と聞くと、少し難しい専門用語のように感じるかもしれません。

けれども看護師は、患者さんの表情、会話、バイタルサイン、検査値、いつもとの違いなどから、日々さまざまなことを考えています。

「何かいつもと違う」「なぜこの変化が起きているのだろう」「次に何を確認すればよいだろう」と考える過程は、普段の看護のなかですでに使っている臨床推論につながっています。

この項目では、無意識に行っている考え方を言葉にし、患者さんの観察や判断、チームへの報告にどう活かしていくかについて書きました。

新人看護師
新人看護師

特別な知識を新しく覚えるだけではなくて、普段自分がどう考えているかを振り返ることも大切なんですね。

看護師
看護師

そうね。「なぜそう考えたのか」を言葉にできると、自分の判断を見直したり、先輩やチームに伝えたりしやすくなるよ。みんなで読んでみたいね!

こんな方に手に取っていただけたらうれしいです

  • 臨床に出たばかりで、何から身につければよいか迷っている新人看護師
  • 少し仕事に慣れた一方で、自分の判断にまだ不安を感じる2~3年目の看護師
  • 自分の看護を一度整理し、基本を振り返りたい看護師
  • 新人・若手看護師の教育や支援にかかわる先輩看護師、実地指導者、看護管理者
  • 臨床へ出る前に、看護師としての成長の見通しを持ちたい看護学生

経験年数だけを基準に「できる・できない」と比べるのではなく、それぞれが自分の現在地を確かめ、次の一歩を考えるために活用していただけたらうれしいです。

書籍情報

『できる看護師と言われるために3年目までに知っておきたい100のこと』
編者:藤野 智子、藤村 朗子
出版:Gakken
発売日:2026年9月17日
判型:B5判
定価:3,520円(税込)
ISBN:978-4-05-802804-9

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私は全体のうち4ページという小さな担当ですが、このような一冊に参加する機会をいただけたことを、とてもうれしく思っています。

執筆の機会をくださった編集の先生方と出版社の皆さまに、心より感謝申し上げます。

新人から3年目までの看護師の皆さん、そして若手看護師を支える皆さんに、手に取っていただけたらうれしいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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