今回も、いつものICU看護の勉強から少し離れて、私が執筆している連載の最新回をご紹介します。

先生……。いま覚えていることって、将来ほんとうに役に立つんでしょうか。
毎日いっぱいいっぱいで、先が見えなくて。

その気持ち、よく分かるよ。実は私も、いまだに同じことを考えることがあるんだ。
ただ、あとから振り返ると意外なところでつながっていた、ということが本当にあるんだ。
私は看護教育のための情報サイト「NurSHARE」で、「坂コー先生の看護教員はじめの一歩」という月刊連載を書いています。
2026年9月3日に、第11回が公開されました。
タイトルは、
「Connecting the Dots──目の前のことに、全力を尽くす」です。
スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で語った「Connecting the Dots」の話です。
点と点は、未来に向かってあらかじめつなぐことはできない。つなげられるのは、あとから振り返ったときだけ――。
だから、「これは将来、何の役に立つのか」と先回りして考えすぎず、いま目の前にあることに没頭して「点」を打ちつづけるしかない。うまくいかなかった挑戦も、報われなかった努力も、あとから振り返ったときに、思いがけず一本の線になって立ち現れる。そういう考え方です。

わたしがいま必死で取り組んでいることも、無駄じゃないんですね!

そうだね。打算的にならずに、今に集中することが大事なんだ。
そして、ひとりで点を打っているようで、いつも誰かと一緒に打っているんだ。
うまくいかなかった時期ほど、そのとき一緒に悩んでくれた人のことを将来覚えているものだよ。
一喜一憂しながら、それでも目の前のことに取り組む。感情が揺れるのは、それだけ真剣に取り組んでいる証拠でもあります。
新人看護師の方、実習中の学生さん、そして研究や教育がうまく進まない時期にいる方に、少しでも肩の力が抜ける記事になっていればうれしいです。
「Connecting the Dots──目の前のことに、全力を尽くす」(2026年9月3日公開)
前回の第10回をご紹介した記事も、あわせてどうぞ。
看護師から教員へ――NurSHAREで月刊連載を書いています
このブログではICU看護を中心に、NurSHAREでは看護教員として考えたことを中心に、これからも少しずつ発信していきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※NurSHAREは株式会社南江堂が運営する看護教育のための情報サイトです。リンク先は外部サイトです。本記事の内容は個人の見解です。


