このたび、取り組んできた研究が国際誌 『Journal of Clinical Nursing(JCN)』に掲載されました。 私にとって、初めての国際誌への掲載です。
JCNは、幅広い看護実践に関する研究を掲載する、査読のある国際学術誌です。国や文化を越えて、看護の知識や経験を共有することを大切にしています。
2025年のインパクトファクター(IF)は3.6、採択率は5%です。
- IFとは:その雑誌の過去2年間の掲載内容が、対象年にどれほど引用されたかを示す、雑誌全体の指標です。3.6は、過去2年間の学術論文数で引用数を割った値です。
- 採択率とは:対象期間に最終判断を受けた論文のうち、採択された割合です。5%は、およそ20本に1本に相当し、査読に進まず不採択になった論文も含みます。
出典:Wiley公式のJCN指標ページ(2026年10月8日確認)。いずれも雑誌全体の数値で、個々の論文の価値を直接示すものではありません。
この研究のテーマは、「言葉にできない患者さんの思いに、看護師はどう向き合うのか」。
急性・重症患者看護専門看護師21人の語りから、患者さんの小さな反応を受け取り、理解を確かめ、その人に合うケアへと調整していく過程を描きました。
海外の研究から学ぶことの多かった私にとって、日本の看護の機微を、世界に届けられたことは、心からうれしい出来事です。日々の実践にある工夫や判断を言葉にすることで、国や文化を越えて看護を考え合うきっかけになればと思っています。
研究にご協力くださったみなさま、支えてくださったみなさまに心から感謝しています。
ぜひ読んで、感想を聞かせてください。「自分の現場でもこんなことがある」「この関わりが印象に残った」など、みなさんの経験や考えもうかがえたらうれしいです。この論文をきっかけに、患者さんを「その人」として支える看護について、一緒に考えていければと思います。
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